りぞねこの子連れ旅行記

リゾート大好きな管理人・りぞねこの子連れ旅行記やリゾート情報など。移転作業と記事更新を同時進行中。ブログ内に一部広告が含まれています。

タイは9月からのトラベルバブルを目指す

タイは「トラベルバブル」により2020年8月から外国人のタイ旅行を許可するという計画がありましたが、相手国の感染者増加や第2波襲来により、7月はじめに民間航空規制当局によって取り下げとなりました。

resoneko.hatenablog.com

しかし、タイ観光大臣が7月23日に発表した内容によると「トラベルバブル」を改めて推進するために交渉に戻ったということです。

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7月22日から一部の外国人の入国を許可

タイ政府は7月22日から、14日間の隔離検疫を行うことを条件に、一部の外国人グループの入国を許可しています。

・展示会の参加者

・映画撮影スタッフ

・タイで治療をもとめる外国人患者

・エリートカード所持者

観光大臣がトラベルバブルを推進する理由

観光大臣は「現在はタイ国民に国内旅行を奨励しているものの、観光業界の総収入の3兆バーツのうち2兆バーツは外国人観光客によるものであり、依然困難な状況である。」と経済への打撃を述べており、「9月には外国人観光客が訪れることができると信じています。」と今後首相や保健省と交渉していく考えを示しています。

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トラベルバブルの条件は?

今後交渉されていく予定であり、まだ詳細は決定していません。

以前はトラベルバブルの対象として、中国・日本・韓国・台湾が検討されていました。

しかし今後の交渉では入国緩和による感染拡大を防ぐため、国全体ではなく特定の都市や地方からの観光客に焦点を当てることとしています。

また、外国人観光客が訪れる地域をプーケット、クラビ、サムイ島など一部の地域に限定すること、そして「ハイエンドの旅行者」限定で許可されるとしています。

まとめ

タイの観光業は外国人観光客に依存しているといっても過言ではありません。

どこかの記事で(ソース元は忘れました…)「外国人観光客が望めないため、現在タイ国民の平均旅行回数2.7回/年を3回/年に引き上げることを目標にする。」のようなことが書かれていました。

しかし現在の経済状況を見ると、たとえ政府の補助があったとしても旅行回数を上げられるタイ国民がどれ程いるか不明ですし、たとえ上げられたとしても外国人観光客から得られていた収入には遠く及ばないと考えられます。

入国制限を緩和するにしても多くの外国人を受け入れることは安全上の理由からできないでしょうし、そうなると「お金を多く落としてくれるハイエンドの旅行者を受け入れる」という方針になるのでしょう。

過去の報道では旅行者に最低14日以上の滞在を求めることを検討しているとも報じられていますし、もし入国制限が緩和されても敷居の高いものになりそうです。

www.bangkokpost.com

リーズナブルな屋台での食事やスパなどを楽しめるタイ旅行というのは、まだまだ望めないかも知れませんね。

www.khaosodenglish.com

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