タイはトラベルバブル方式により、8月から5つの地域で、1日の外国人観光客を1,000人に絞り受け入れを再開することになりそうです。
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外国人観光客受け入れ、第一段階
タイ観光・スポーツ大臣は、タイ旅行業協会（ATTA）とタイ観光協議会（TCT）に対し、チェンマイ・サムイ・クラビ・プーケット・パタヤの各観光地が含まれる6～7日間程度のパッケージツアーを作成するよう要請しました。
これによって8月にも観光再開の第1段階として、14日間の隔離なしで1日1,000人の外国人観光客を受け入れると予想されています。
この観光客受入れ案は、どの国からの旅行客を対象とするかも含め、保健省の承認を経て2週間以内に確定するだろうと述べられています。バンコクポストの記事によると、対象国候補として中国・日本・台湾が挙げられいます。
この発表から分かることは、第一段階では
・受け入れ人数は1日1,000人
・受け入れ箇所はチェンマイ・サムイ・クラビ・プーケット・パタヤのみ
・パッケージツアー利用（個人旅行は含まず）
・対象国を絞る（中国・日本・台湾？）
受け入れ人数や受け入れ箇所をかなり絞っていますし、ソーシャルディスタンスなどを考慮すると安いツアーではないかも知れませんね。
ただ、それぞれの観光地のPCR検査処理能力が高ければ、受け入れ人数もそれに応じて増加するとしています。今週中にも外国人観光客受け入れ対象となっている5か所を調査し、地元の人にも意見を聞いて調整するようです。
第二段階
第一段階が開始され、タイが新たな感染を引き起こさずに対応できた場合に第二段階へ進みます。第二段階では、より多くの目的地とより多くの観光客が許可されることになると述べました。
ただし、第二段階でもルート・エリア・アクティビティの管理が容易になるツアーのみとなりそうです。
第三段階
第三段階では、ツアーだけでなく個人旅行も許可され、エリアの制限なく国全体で外国人観光客を受け入れることになるとしています。
まとめ
タイは短期滞在のビジネス関係者向けにはファストトラック制度の導入を予定していますが、外国人観光客を受け入れる具体的なスキームが出てきたことはとても大きな進歩だと思います。外国人観光客の受け入れは「早くとも今年の第4四半期になる」としていましたが、その前に人数や旅行先を絞って試験的に運用するということなのでしょうね。
対象国に日本が挙げられていましたが、観光客が日本とタイを行き来できる環境になればよいなと思います！
参考記事
