カンボジア観光省は、国が11月末からワクチン接種を受けた旅行者を、部分的に隔離検疫なしで受け入れることを確認しました。
外国人観光客受け入れを再開する地域は?
受け入れを再開すると言っても、すべての地域から入国できるわけではありません。
入国できる地域は以下の通りです。
・シアヌークビル
・ロン島
・ダラサコール開発エリア
AFPによると、アンコールワットへ行けるようになるには、もうしばらくかかるとのこと。北部の都市であり、世界遺産に登録されている寺院群への玄関口であるシェムリアップは、来年1月から受け入れ再開先のリストに加わる予定です。
隔離なしで入国できる条件は?
カンボジア観光省は、隔離検疫なしで入国するための条件として、以下を挙げています。
・規定回数のワクチン接種を完了していること。
・COVID-19をカバーする保険に加入していること。
・出発時と到着時にPCR検査を受けること。
・到着は上記の受け入れ再開された地域に限り、他のカンボジア国内を経由することはできないこと。
・到着後5日間は上記の再開された地域に留まり、再度テストを受けて陰性を確認できた後にカンボジア国内を移動できること。
詳細については追って発表がある予定ですので、その内容を確認する必要があります。
タイからカンボジアへは隔離免除?
カンボジアの報道機関VODは、タイから航空機で到着する場合に限り、首相が政府の観光大臣と外務大臣に検疫なしでの入国を許可するよう指示したと報じました。
タイは11月1日から、指定した国から入国する場合は隔離検疫を行う必要がなくなりました。その指定国にカンボジアが入っているため、カンボジア⇔タイ間は隔離検疫なく行き来できるようになると報じています。
現在カンボジアへは、タイ、中国、シンガポール、韓国からの旅客便しか到着していませんが、今後はインドネシア、マレーシア、フィリピンからの便を再開すべきだと述べています。
まとめ
昨日、ベトナムが外国人観光客の受け入れを再開すると記事にしました。
11月30日からはカンボジアでも隔離検疫なしの外国人観光客の受け入れが再開される予定です。
こちらもベトナムと同じく地域限定、そして5日間は一つの地域に留まる必要があるため、まだまだ部分的な再開であることは否めません。しかし、シアヌークビルはヨーロピアンにも有名なリゾート地ですので、今後活性化していくでしょうね。日本からはもともと行きにくい場所なのと、日本帰国時の規制を考えるとまだカンボジアへ行けうようになるのはもう少し先かな…と思いますが。徐々に再開されていき、日本からも行けるようになることを願うばかりです。