8月25日の報道によると、モルディブの「シャングリラ・ヴィリンギリ・リゾート」は無期限営業停止・閉鎖されたそうです。
シャングリラ・ヴィリンギリ・リゾートは2009年にオープンし、モルディブ政府とシャングリラ・モルディブ・リミテッドによって設立された合弁会社によって運営されていました。
モルディブ最南端のアッドゥ環礁にあり、大きな島で本格的なゴルフコースもあることを売りにしていました。
しかし、新型コロナウイルスの影響により4月から営業を停止。
従業員と観光客の安全を維持しながら営業を再開するよう努力を重ねてきたそうですが、現在の状況から再開することはできず、無期限の営業停止を決定しました。
閉鎖後は別のリゾートとなるのか等、今後については明らかにされていません。ただ、メンテナンスに必要なスタッフは残るものの、他のスタッフは全員解雇されるようです。
ジュメイラがモルディブから撤退したばかりですが、シャングリラも閉鎖を決定しました。
日本のホテルもそうですが、新型コロナウイルスの影響でモルディブのリゾート経営も厳しい状態が続いているようです。
モルディブではまだ休業中のリゾートも、その多くが秋～冬にかけて再開予定ですが、正直言って予定通りに再開できるかは不透明ですし、そこまで体力が持つかどうかという問題もあります。
今後も営業を停止するリゾートが増えてくるかもしれませんね…。
