インドネシアのバリ島は2021年10月14日より、日本を含む19か国からの観光客の受け入れを再開しました。
バリ島からインドネシアに入国する際の条件については、以下の通りです。
バリ島へ行けるのはどの国?
バリ島からインドネシアへ入国することを承認された国は、以下の19か国です。
・日本
・イタリア
・インド
・カタール
・韓国
・スペイン
・中国
・フランス
バリ島から入国する条件
バリ島からインドネシアへ入国する条件は、以下の通りです。
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①上記の承認された国の在住者、または一定期間滞在していること。
(トランジットは不可)
②ワクチン接種が完了していること。
出発の14日以上前に必要回数の接種が完了していることを示すワクチン接種証明を提示する必要があります。
③バリ島から入国していること。
観光目的の外国人のインドネシア入国は、バリ州及びリアウ諸島州の空港からの入国のみとされています。現在のところ、日本からバリ島への直行便は運航されていないようなので、どのような経路であれば入国が可能なのか確認が必要になります。
④出発前にビザを取得していること。
以前はバリ島到着時にビザを取得することができましたが、現在はできません。出発前にB211訪問ビザを取得する必要があります。
⑤出発前72時間以内の陰性証明書を持参すること。
上記で承認された国から出発するまでの72時間以内に行われたPCR検査で陰性を確認し、その証明書を持参する必要があります。
⑤バリ島到着後、PCR検査と5日間の検疫を受けること。
ワクチン接種が完了していて陰性証明書を持参していても、検疫を免れるわけではありません。ただ、期間は5日間に短縮されます(通常8日間)。
検疫期間中はウブド、ヌサドゥア、サヌール、クタの選択されたホテルで過ごす必要があります。費用は自己負担です。
⑥COVID-19保険に加入していること。
少なくとも10万ドルをカバーするCovid-19保険に加入している必要があります。
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バリ島からインドネシアへ入国するために必要な条件や書類等についての詳細は、在デンパサール日本国総領事館を参照いただきますようお願いいたします。
(参考)総21第181号(バリ州ングラライ国際空港を通じたインドネシア入国時の措置)
まとめ
こうしてみると、外国人観光客の受け入れを再開したと言っても、多くの条件があることが分かります。
特にワクチン接種完了かつPCR検査で陰性であっても5日間ホテルで検疫を行う必要があるのは不便だと感じるのではないでしょうか。
現時点では日本からバリ島へ直接渡航できる定期便はないようですが、今回の入国措置の変更で直行便が復活することはあるのでしょうか?検疫期間の短縮はありましたが、バリ島への直行便の復活と入国後の検疫免除が可能になれば、より日本から行きやすい環境になるのになぁと感じました。
最近では1日あたりの新規陽性者数が1,000人程度まで減っているというインドネシア。東南アジアでも少しずつ外国人観光客受け入れを再開する国が増えてきましたし、少しずつでも海外旅行再び!となれる日が近づいてくることを期待しています。