ベトナム文化・スポーツ・観光省は、今月にも5つの省市で新型コロナウイルスワクチン接種済みの外国人観光客を隔離検疫なしで受け入れる方針です。
外国人観光客受け入れを再開する地域は?
11月から受け入れ再開予定の地域は、以下の5省市です。
・フーコック
・カインホア
・クアンナム
・ダナン
・クアンニン
隔離検疫なく入国する条件は?
上記の省市へ隔離検疫なく入国する場合、以下の条件が必要とされています。
・ベトナム当局によって承認されたワクチンを到着の14日以上前かつ12か月以内に接種完了しており、その接種証明書を提示すること。
・出発前72時間以内に行われたRT-PCR / RT-LAMPテストにより陰性であることを証明する証明書を提示すること。
・あらかじめ航空券、COVID-19テスト、ホテルがセットされたパッケージを予約していること。
・最低50,000USドルのCOVID-19をカバーする旅行保険に加入していること。
・到着時にCOVID-19テストを受け、結果が陰性の場合に検疫を回避できること。
詳細については、まだ正式な発表が出ていないようなので、その発表を待つ必要があります。
ベトナムの外国人観光客受け入れ再開スケジュール
第1フェーズ
今月から予定している最初のフェーズは、パッケージ旅行を利用している場合に限定され、目的地についても限定されています(現時点では上記の5省市)。
第2フェーズ
来年から始まる第2フェーズでは、より多くの国際航空路とより多くの目的地が再開される予定です。
第3フェーズ
第3フェーズでは、状況にもよりますが、完全な再開が決定されます。
政府はまもなく、国際観光の再開を促進するためにデジタルCOVID-19ワクチン接種証明書を導入する予定です。
まとめ
感染拡大により強力なロックダウン等を行ったベトナムですが、今月からワクチン接種完了した外国人観光客の受け入れを再開する予定です。
まだ目的地や訪問方法が限定されるものの、隔離検疫なしで入国できるというのはCOVID-19対策に厳しいベトナムにしては思い切った決定だと感じます。
既に報道等はあるものの、具体的な規制等については今後在ベトナム日本国大使館等から発表もあると思いますので、それを確認する必要があります。
タイに続いてベトナムも、となると、今後この流れが周辺の国々も続いていくのではないでしょうか?日本の規制も含めて、今後も注目していきたいと思います!