ハワイ州では10月15日からアメリカ本土向けの旅行前検査プログラムを開始、11月6日からは日本も対象となり、出発72時間以内に提携の医療機関でPCR検査を行い陰性証明書を持参した場合、ハワイでの14日隔離が免除となっています。
しかし、12月2日よりカウアイ島のみ旅行前検査プログラムが一時適用外となりました。
ハワイ現地時間12月2日0時以降にカウアイ島へ来島する訪問者(ハワイ州外から・ハワイ州内隣島間も含む)は、出発前に新型コロナウイルス感染症の検査を行い陰性である証明が提示できたとしても、14日間自己隔離が義務化されます。
【2021年3月9日追記】
カウアイ島の旅行前検査プログラム再開が決定しました!
これはカウアイ郡長からの要請で、カウアイ島内での新型コロナウイルス感染症拡大防止のためとのこと。
ハワイ州知事は「カウアイ島内での市中感染が増加している中、我々はカウアイ島の住民、そして訪問者を守る義務があります。そして、カウアイ島医療機関で提供できるICUベッド数はハワイ州内で最も低く、この状況を回復させること必要です。」 と述べています。
ハワイ州の新型コロナウイルス情報サイトhttps://www.allhawaii.jp/covid19/によると、11月時点の人口10万人あたりの感染者数は日本が117人(東京は299人)、ハワイが1,272人、アメリカ全体では4,110人となっています。
9月時点では日本が66人(東京は187人)、ハワイが878人、アメリカ全体では2,163人でしたから、どちらも感染状況は悪化しています。
なお、旅行前検査プログラムの一時中断はカウアイ島のみに適用され、他の島では14日間自己隔離免除は可能となっています。
日本のGoToも感染状況によって対象外や自粛となっていますが、ハワイでも感染拡大により観光業に大きな影響が出ているようです。
日本もハワイも、一日でも早く感染状況が落ち着いてくれることを願うばかりです。