ハワイ州のイゲ知事は5日(金)、州が実施している「旅行前検査プログラム」から一時的に離脱していたカウアイ郡(カウアイ島)の再参加を承認すると発表しました。
ハワイ州では現在、指定医療機関で発行された新型コロナウイルス陰性証明書を持参すれば隔離が免除となる「旅行前検査プログラム」が実施されています。
しかし、カウアイ島は感染者の増加に伴い、昨年12月に検査プログラムから離脱。
陰性証明書の持参では隔離免除とならない独自の規制を実施していました。
ハワイ州観光局によると、カウアイ島郡長から旅行前検査プログラムの再開が申請され、来月4月5日からの再開が正式決定されたとのことです。
これにより、ハワイ州外からカウアイ島を訪問する渡航者は、指定医療機関で受診し陰性書を取得、提示すれば10日間の自己隔離が免除されます。
カウアイ郡長は旅行前検査プログラムへの再参加について、島内で新型コロナウイルスワクチンの接種が順調に進んでいるためとコメント。カウアイ郡ではすでに島民の20%以上が少なくとも1回目の新型コロナワクチンの接種を完了しているとのことです。
ハワイ州新型コロナウイルス情報サイトによると、1月時点での人口10万人あたりの感染者数は、日本が308人(東京は728人)、ハワイが1,826人、アメリカが7,832人と、依然と大きい数字となっています。しかし、気候の変化やワクチンの普及など明るい兆しも見えています。
日本からはまだ簡単に行ける状況ではありませんが、今後より行きやすい状況になることを期待します!