りぞねこの子連れ旅行記

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モルディブの観光業再開はいつ?モルディブの現状

モルディブの観光業再開はいつ?モルディブの現状

新型コロナウイルス(COVID-19)により様々な方面に影響が出ていますが、観光業も最も影響の大きい産業のひとつ。日本でも数多くのホテルや旅行会社が倒産しています。

モルディブの観光業も、かなりの打撃を受けています。

そもそもモルディブの主要産業は、漁業と観光業のみ。

観光業はGDPの約25%(2018年時点)を占める、重要な外貨獲得源です。産業を守り経済を立て直すため、可能な限り早く観光業を再開させたいという思いがあるようです。

では現在、モルディブ政府は観光業の再開についてどのように考えているのか、モルディブのCOVID-19関連の現状について触れていきたいと思います。

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COVID-19によるモルディブの規制

まずは、COVID-19によりモルディブがどのような規制を行ってきたか、簡単に時系列で見てみましょう。

2月3日 中国からの入国制限

2月26日 イランからの入国制限・クルーズ船入港制限

3月3日 韓国(一部都市)からの入国制限

3月7日 モルディブ国内で初めての感染者(ホテル従業員)

3月8日 イタリアからの入国制限

3月10日 バングラデシュからの入国制限

3月12日 公衆衛生の緊急事態宣言発令(30日間)

3月13日 首都マーレエリアでの観光禁止・エクスカーション催行制限

3月14日 リゾートホテル島からの移動制限

3月15日 首都マーレエリアのゲストハウス・シティホテルへの宿泊制限

 スペイン、フランス(一部都市)、ドイツ一部都市)からの入国制限

3月17日 モルディブ全土のゲストハウス・シティホテルへの宿泊制限

3月18日 マレーシアからの入国制限

3月18日 アメリカ合衆国からの入国制限

3月19日 イギリスからの入国制限

3月21日 リゾートホテル宿泊者以外、全ての入国者は14日間の検疫が必要に

 スリランカからの入国制限

3月22日 全てのエクスカーション催行禁止

3月25日 ホテル従業員は最後のゲストが出発した日から14日間の検疫が必要に

3月27日 オンアライバルビザの発給停止、観光客の入国不可に

4月2日 首都マーレエリア、時間限定の外出禁止

4月10日 公衆衛生の緊急事態宣言延長(4月30日まで)

4月15日 首都マーレ島で初めての感染者

 首都マーレエリアの外出禁止令(24時間)

4月16日 首都マーレエリアの外出禁止令延長(さらに24時間)

4月17日 首都マーレエリアの外出禁止令延長(14日間)

 モルディブ全土、島間の移動制限

4月28日 首都マーレエリアの外出禁止令延長(さらに14日間)

4月30日 公衆衛生の緊急事態宣言延長(5月31日まで)

【5月14日追記】

5月13日 首都マーレエリアの外出禁止令延長(さらに14日間)

resoneko.hatenablog.com

モルディブのCOVID-19感染者数の現状

モルディブの感染者は、2020年5月8日11:00時点で

総感染者数642名、治療中617名(うち重症5名)、回復者20名、死者3名。

感染者のうち半数以上がバングラデシュ人です。

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モルディブは比較的早くから外国人の入国制限を始めていたからか、3月までの感染者数はほんの十数人ほどでした。

しかし4月中旬に初めてマーレでの感染者が確認されて以降、感染者が爆発的に増えています。

モルディブのCOVID-19関連の情報は、こちらから確認できます。

covid19.health.gov.mv

モルディブの観光業再開はいつ?

モルディブ政府によると、現在のところ7月までに入国制限を解除し10月までに観光業を再開する可能性が高いとする一方、最悪のケースでは2020年末まで入国制限が解除できない可能性もあるとのこと。

maldives.net.mv

また別の記事では、7月~9月に再び観光客を迎え入れる計画を立てており、数週間以内に内閣審議が行われる予定であるとのこと。

maldives.net.mv

COVID-19の爆発的な流行が起こる以前は、モルディブの観光客は増加の一途。2019年の外国人観光客は約170万人、2020年には200万人を目標としていました。

しかしパンデミックにより状況は一変。

今年の観光客は半減すると試算されていますが、流行の長期化によってはそれ以上の減少となるのでは…と個人的には思っています。

モルディブは外出禁止令を出しているものの、感染者は増加していて落ち着くまではもう少しかかると見られています。

その状況で7月~9月に観光業再開の目途が立つのか?と疑問はありますが…現在COVID-19が流行しているのは、ほぼローカル島。リゾートホテルとは「隔離」されているので、ホテルとローカル島の行き来をなくせば可能なのかもしれません。

とはいえ、モルディブの観光業は外国人がターゲット。他国の感染状況や景気などによって大きく左右されるため、観光業が再開されたとしても、しばらくは苦しい状況が続くのではないでしょうか。

モルディブの観光業再開について、まとめ

現在のところ、モルディブの観光業再開は7月~9月が想定されます。

しかし、今後の感染状況などにより延期される可能性も大きそうですね。

日本から行くためには、モルディブが入国可能になるかどうかだけでなく、日本から出国・帰国できること、(現状直行便がないため)経由地でトランジットできる状況であることも必要になり、なかなか難しい状況に変わりありませんが…。

一日でも早く状況が良くなり、安心してモルディブへ行ける日が来ることを願っています。

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