モルディブのリゾートホテルのオープンラッシュは2019年までに比べると少し落ち着いている印象ですが、まだまだ多くのホテルが建設中、もしくは建設を計画しています。
2020年は現在のところ、10のホテルがオープン予定。それぞれのホテルをご紹介したいと思います。
なお、海外のホテルはオープンが遅れることがよくあり、新型コロナウイルスの感染拡大で更なる影響を受ける可能性があるので、最新の情報は随時確認されることをお勧めします。
- 1. Brennia Maldives(ラア環礁)
- 2. Siyam World(ヌーヌ環礁)
- 3. Tolarno Maldives Kunaavashi Resort(ヴァーヴ環礁)
- 4. Gran Meliá Huravee(タア環礁)
- 5. KAGI Maldives(北マーレ環礁)
- 6. Address Madivaru Maldives Resort + Spa(北アリ環礁)
- 7. Avani Fares Maldives Resort(バア環礁)
- 8. Cocogiri Island Resort(ヴァーヴ環礁)
- 9. The Chedi Kudavillingili(北マーレ環礁)
- 10. The Ritz-Carlton Maldives(北マーレ環礁)
- "Fari Islands"とは
- まとめ
1. Brennia Maldives(ラア環礁)
☆☆☆☆☆ 全193室 2020年1月オープン
2019年オープンの予定でしたが、少し遅れて2020年1月にオープン。 12ヘクタールの島に6つのレストラン・バーがあり、エレガントなデザインが印象的です。
2. Siyam World(ヌーヌ環礁)
☆☆☆☆ All Inclusive 客室数不明 2020年前半オープン予定
オールインクルージブのデラックスホテル。 74平米~1,224平米まで12のカテゴリの客室があり、カップルからファミリーまで幅広い層をターゲットとしています。一部の客室にはスライダーもついています。
3. Tolarno Maldives Kunaavashi Resort(ヴァーヴ環礁)
☆☆☆☆☆ 全72室 2020年第一四半期オープン予定
https://www.laviehotels.com/index.php/press/news1
第一四半期オープン予定ですが、まだオープンしていません。
こちらも一部の客室にスライダー付き。スパやダイビングセンター、キッズクラブもあります。
4. Gran Meliá Huravee(タア環礁)
☆☆☆☆☆ 全96室 2020年オープン予定
2017年オープン予定でしたが、工事の関係か何度か延長されており、まだオープン日が決定していません。
3つのレストランにカフェ、バー、スパ、ダイビングセンターを予定しています。
5. KAGI Maldives(北マーレ環礁)
☆☆☆☆☆Ultra Luxury 全50室 2020年9月オープン予定
主にカップル向けのラグジュアリーホテル。スパなどウェルネスに力を入れています。
6. Address Madivaru Maldives Resort + Spa(北アリ環礁)
☆☆☆☆☆Ultra Luxury 全80室 2020年後半オープン予定
以前「バンヤンツリー・マディバル」だった島が、経営が変わり「アドレス・マディバル」として再オープン予定。
ドバイの企業Emaarが手掛け、フローティングレストランや水上フィットネスセンター、キッズクラブなどを予定しています。
7. Avani Fares Maldives Resort(バア環礁)
☆☆☆☆☆ 全200室 2020年末オープン予定
https://www.avanihotels.com/ja
アナンタラの姉妹ホテル・アヴァニは2019年オープンの予定でしたが、延期され2020年末オープンになるとのこと。
部屋はホテルタイプとヴィラタイプがあり、スパやキッズクラブ、大きなスイミングプールなどを予定しています。
8. Cocogiri Island Resort(ヴァーヴ環礁)
ブティックホテル 全40室 2020年12月1日オープン予定
ブティックホテル。スパやウェルネスセンター、水上ハンモックなどを予定しています。
9. The Chedi Kudavillingili(北マーレ環礁)
☆☆☆☆☆Ultra Luxury 全99室 2020年後半オープン予定
モルディブ最長となる150mのプールの他、8室の水上トリートメントルーム、ビーチクラブなどを予定しています。
10. The Ritz-Carlton Maldives(北マーレ環礁)
☆☆☆☆☆Ultra Luxury 全100室 2020年後半オープン予定
"Fari Islands"(後述)と呼ばれる人工島にオープンする、言わずと知れた高級ホテル。
5つのバー&レストラン、スパ、キッズクラブなどを予定しています。
"Fari Islands"とは
2019年にオープンしたCrossroads Maldivesに続く、2番目の総合リゾートプロジェクト。ラグーンを埋め立てて造られた完全な人工島です。マーレ国際空港からスピードボートで約50分の場所になります。
リゾートホテルと商業施設の複合施設で、マリーナ、ビーチクラブ、ブティック、レストランやバーも含まれています。
Fari Islandsにオープン予定のホテルはRitz-Carlton Maldives、Capella Maldives、Patina Maldivesの3つ。
そのうちRitz-Carltonのみ2020年のオープンで、CapellaとPatinaは2021年オープンを予定しています。
まとめ
2020年は上記の10ホテルがオープンを予定しています。
2019年にオープンしたWaldorf Astoria、Hard Rock、SAii Lagoonなども含め、近年南北マーレ環礁にオープンするホテルはほぼ人工島。
南北マーレ環礁は国際空港から近く、リゾートホテルの誘致がしやすいという利点がありますが、もう自然の島でホテルにできるところはほぼないようです。
Google mapsの航空写真を見ると分かりますが、他にも埋め立てられているところが何か所かあるため、今後も人工島のホテルが増えていくと予想されます。
しかし近年続いたオープンラッシュも、新型コロナウイルスの影響で今年はもしかしたら見られないかもしれません。