5月に入ってから、グアム、サイパンから「日本からを含む一部の観光客受け入れを再開する」という発表がありました。
その内容はどのようなものでしょうか。
そして、日本からの海外旅行再開の目途はどのようになっているのでしょうか?
現状を見ていきたいと思います。
グアムは7月1日から再開予定
グアムは7月1日から、日本、韓国、台湾からの観光客を隔離制限なしで受け入れる予定だと発表しています。
対象となるのは、日本、韓国、台湾のパスポート保持者。14日間の隔離の必要なく受け入れるというのはとても大きな決断だと思います。
ただ、フードコートやバー、パブなどは未だ休業中のため、すべての施設を利用できるわけではありません。また、レストランなども営業再開されていますが、時間制限がある上、座席稼働率は50%に抑えるよう求められており、従来通りに楽しむことはできないでしょう。
サイパンは7月15日から再開予定
北マリアナ諸島のサイパン島では、7月15日を目途に日本と韓国からの観光客を受け入れるとしています。ただ、国際線の就航が再開されれば、という前提のようで今後変更になる可能性も十分考えられます。
日本の海外旅行再開は10月!?
JATAアウトバウンド促進協議会(JOTC)は5月27日にオンラインセミナーを開催し、10月頃からの海外旅行がスタートできるように夏過ぎからリカバリーキャンペーンができるように環境づくりを進めていく方針を示しました。
JOTC会長は「今は海外旅行の再開に向けて必死に準備し、世界各国が旅行再開を考えている中で情報が大変必要な時。諸外国も日本の海外旅行はいつ復活するのか、リカバリーキャンペーンはいつ再開されるのかと注目している。」と情報の重要性を指摘しており、日本や海外の状況を踏まえつつ今夏過ぎから準備が進められるよう環境づくりをしていくとのことです。
まとめ
グアムやサイパンは日本から近い海外ビーチリゾートなので、受け入れを再開することはビーチリゾート好きには朗報ですね!
日本では今のところ、観光目的の渡航は「かなり遅い段階となる」としており、10月に再開できるかどうかは不透明です。
しかし、感染状況が良くなれば、10月からトラベルバブル方式で近隣諸国から徐々に海外旅行解禁、というシナリオも十分あり得るでしょう。
また海外旅行へ行ける日を望みつつ、今後の動向に注目したいと思います。