昨日21日（土）、首相から感染拡大地域のGoTo事業を一時停止する措置を導入すると発表されました。
その後、楽天トラベルではGoToトラベルキャンペーンの特集ページを更新。キャンペーン対象外地域では、すでに予約されている旅行であっても、割引額相当分を追加徴収すると発表しました。
予約済みの取り扱いについて
昨日の政府の発表では、停止は新規予約のみで予約済みのものを対象外とする旨の発表はなされていません。また、キャンセル料についても国が補填することを検討中です。
【11月23日追記】23日時点の報道では、予約済みの旅行の扱いについては割引を適用しない方針とのことです。
楽天トラベルでは
「今後、特定地域がキャンペーン対象外となった場合、すでに予約されている旅行であってもキャンペーンにて割引された金額を追加でお支払いいただく必要があります。またそれに伴うキャンセル料の補償もありません。」
と予約済みのものも対象外とし、キャンセル料の補償もないとしています。
他のOTAの対応は？
22日時点、対象外地域となった場合に予約済みのものを対象外とすると決定しているのは楽天トラベルのみです。
じゃらん、
一休.com、
Yahooトラベル等は対象外とはされていません。
【11月23日追記】23日時点の報道では、予約済みの旅行の扱いについては割引を適用しない方針とのことですので、他のOTAでも既に予約済みの旅行も対象外とすると考えられます。ただ、キャンセルの際の補償については不明です。
情報は常に変動しますので、各自でもご確認をお願いいたします。こちらでも新しい情報が入り次第更新したいと思います。
まとめ
楽天トラベルはGoTo対象外地域となった場合、既に予約していても対象外としてキャンセル料も補償しないと発表しました。昨日の首相発表以降、「駆け込み予約」が起こるとの見方もありましたが、駆け込み予約は通用しないということでしょう。
現時点で観光庁やGoToトラベル事務局からは、対象外地域などへの具体的対応を発表していません。対象外となる地域は今後の感染状況によりその都度変動があるでしょうから、現在対象外となる可能性が低くても、旅行時に対象外となっているケースもあるかも知れません。
現時点で明確に「キャンセル料の補償なし」と発表している楽天トラベルでの予約を持っているのはリスクがあるかも知れませんね。
