ハワイ州知事は6月25日(木)、州外からの旅行者に対する旅行前検査プログラムを8月1日から開始すると発表しました。
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現在、ハワイ州では州外から訪れる人に14日間の隔離措置を義務付けています。
しかし、8月1日からは渡航前の検査で陰性であることを条件に隔離措置を解除するとのことです。
隔離措置の免除には、ハワイ州保健局が承認した検査地でPCR検査を受け、ハワイ到着時に陰性であることの証拠書を提示する必要があります。
このプログラムの詳細についてはまだ正式な発表はありませんが、検査室認定プログラム(CLIA)で認定された機関による、アメリカ食品医薬品局(FDA)に承認されたPCR検査が必要になる可能性が高いとしています。検査の費用は旅行者が負担し、印刷またはメールで検査証明書を提出することとなっています。
ハワイ到着時にPCR検査の提供はできないため、事前に陰性証明書が用意できない場合は14日間の隔離対象となります。
まだ予定ではありますが、8月からハワイの観光業は本格的に再開することになりそうですね!
現時点ではホノルルへの国際線はなく、観光業が主要産業であるハワイ州では4月・5月の失業率が23%前後と大きな打撃を受けています。8月からの隔離措置解除の決定で状況が改善されることが期待されています。
しかしながら、ハワイから日本へ帰国する際には現状と変わらず入国時PCR検査、14日間の隔離、公共交通機関の利用自粛など厳しい措置が取られています。日本からの渡航はまだまだ先になりそうですね。