GoToトラベルの見直し（一時停止措置の導入）について、分かっていることをまとめてみました。【最終更新：12月14日20:00】
最新情報はこちらをご覧ください。
【12月14日20:00追記】東京・名古屋市・全国一斉停止について追記しました。
【12月3日18:00追記】東京都居住者のGoToトラベル事業の利用について追記しました。
【28日10:00追記】「札幌市」「大阪市」居住者のGoToトラベル事業の利用について追記しました。
【25日12:00追記】当面の措置とキャンセル対応の考え方について追記しました。
【24日23:00追記】11月24日、「札幌市」及び「大阪市」を目的地とした旅行をGoToトラベル対象外とすることを正式決定。
対象外となる基準は？
対象外となる基準は、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が示した感染状況の4つのステージのうち、2番目に深刻な「ステージ3」相当と各都道府県知事が判断した場合となり、さらに政府と総合的に判断した上で最終決定することとなっています。
地域は都道府県すべてではなく、感染状況に応じて市などの地域単位で行います。
現在対象外となる可能性が高いのは？
【12月14日20:00追記】首相が年末年始の全国一斉停止を表明しました。また、札幌市・大阪市が停止延長、東京・名古屋市が全国一斉停止に先駆けて停止することが決定しました。
【11月24日23:00追記】11月24日、「札幌市」及び「大阪市」を目的地とした旅行をGoToトラベル対象外とすることを正式決定しました。
その他、ステージ3に近づいているとされる東京都も除外となる可能性があります。
さらに、今後の感染状況によっては他の都道府県も除外対象となる可能性があります。
対象外になるとどうなるの？
対象外地域へのGoTo割引を利用した旅行について、新規予約が停止されます。また、既に予約している場合でも割引対象から外されるため、旅行者は割引分の差額を支払う必要があります。
【12月14日20:00追記】
・11月24日～1月11日：札幌市・大阪市の停止
・12月16日～1月11日：東京・名古屋市の停止
・12月28日～1月11日：全国一斉停止
となる見込みです。
【11月24日23:00追記】今回対象外となった「札幌市」「大阪市」については、11月24日から12月15日までの3週間、新規予約を一時停止。既に予約済みのものは12月2日出発分以降を対象外とするようです。
ただし、対象外地域から出発する旅行については制限されていませんが、自粛するよう要請されています。
【12月3日18:00追記】
東京都居住者で重症化リスクの高い65歳以上の高齢者と、糖尿病や心血管の病気などの基礎疾患を持つ人に対し、12月17日までGoToトラベル事業の利用を自粛するよう要請されています。
【28日10:00追記】
27日、現在対象外となっている「札幌市」「大阪市」に居住している方のGoToトラベルを利用した旅行を控えるよう提言されました。また札幌市は札幌発の旅行についても対象外とするよう要請しているとの報道もあるため、今後も変更の可能性があります。
対象外となる期間は？
現在のところ、一時停止措置が発動されてから3週間程度となっています。おそらく3週間後を目途に対象外を継続するか解除するか判断されるものと思われます。
対象外となったのでキャンセルしたい場合は？
【25日12:00追記】
札幌市・大阪市を目的地とする旅行のうち、11月23日までに予約されたものであって、かつ11月24日から12月3日までにキャンセルされたものについてはキャンセル料を収受しません。
旅行会社などに対しては、国の予算で旅行代金の35％に相当する額をキャンセル料見合いとして事務局が負担します。
キャンセル料見合いの支払い条件は、以下の6点です。
（１）旅行の目的地が札幌市又は大阪市であるもの
（２）GoToトラベル事業の支援対象となる旅行・宿泊商品として予約されたもの
（３）11月23日までに予約されたもの
（４）11月24日から12月3日までにキャンセルされたもの
（５）11月24日から12月15日までに出発するもの
（６）事業者がキャンセル料を収受していないこと（収受してしまった場合は、全額を返金していること）
事務局から旅行会社等への支払いは、東京都を事業対象外とした際の対応と同様の方法で行う見通しです。
【28日10:00追記】
「札幌市」「大阪市」に居住されている方は、新規の予約・既存の予約を問わず、12月15日24時までに出発予定の GoToトラベル事業を利用した旅行を控えるよう求められています。
それに伴い、
（１）11月27日19時以降、12月7日24時までの間キャンセルされること
（２）12月15日24時までに出発予定の GoToトラベル事業を利用した旅行
（３）札幌市または大阪市に居住していること
の条件を満たす場合、キャンセル料は無料となります。
旅行者は、対象外となった場合の旅行をどうするか、旅行者自身が前もって決めておき、キャンセルする場合は事前にキャンセル規定やキャンセル料の取り扱いを確認しておく、対象外となる（対象外となる可能性が高い）場合は早めにキャンセルするなどの対応が必要になるでしょう。
まとめ
GoToトラベルは開始前から現在まで、何度もの変更を繰り返してきました。今回、一時停止措置が正式に導入され、旅行者はさらに予定を立てるのが難しいと感じているのではないかと思います。
個人的にも相次ぐ変更は大変だと感じますが、一方でウィズコロナ・アフターコロナではこの変更にも臨機応変に対応していくことが必要になるのだろうとも感じます。
COVID-19のパンデミックにより、旅行者がより健康や感染防止を意識するようになったこと、直前でも変更の利く旅行を好むようになったこと等、意識もかなり変化しました。この変化と同様に、旅行の在り方や旅行計画の練り方を今一度見直してみようと思います。
GoTo事業はまた新たな情報が入り次第、こちらでも記事にしていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします！
参考記事
