昨日9月10日からモルディブへ入国する外国人観光客は事前のPCR陰性証明書の提出が必要になりました。
以前の報道から、個人的には「入国時に陰性証明書を提出するのかな?」と思っていましたが、違いました。
申告方法について詳細が明らかになりましたので、詳しく見ていきたいと思います。
事前のPCR陰性証明書提出が必要な人
事前のPCR陰性証明書提出が必要となるのは、すべての観光客・短期ビザでの訪問者で、強制的な14日間の検疫を受けていない人が対象です。
PCR陰性証明書の提出が免除される人
免除の対象になるのは以下の通りです。
・モルディブ国民
・モルディブの居住許可の保持者
・フライト乗務員
・1歳未満の乳幼児
つまり、外国人観光客でも1歳未満の乳幼児のみ陰性証明書の提出が免除されます。
PCR陰性証明書の内容
PCR陰性証明書は、モルディブへ出発する72時間以内に発行されたものが必要です。
【追記】10月15日より72時間以内から96時間以内へ変更されました。
英語表記で、以下の項目が書かれている必要があります。
・試験を実施した試験所の名前と住所
・試験結果(陰性であること)
・試験日
・発行担当者の名前と署名
PCR陰性証明書の提出方法
モルディブは現在、入国前・出国前にオンラインで健康申告書の申請が必要になっています。
陰性証明書はこの健康申告書に添付ファイルとして提出することになります。
Imuga - Maldives Immigrationの「SUBMIT APPLICATION」をクリックすると申請フォームが表示され、「Health Infomation」の項目に陰性証明書を添付する箇所があります。
留意すること
9月10日からPCR陰性証明書の事前提出が必要になりましたが、陰性だからといって空港でのスクリーニングが免除になるわけではありません。
到着時にランダムに行われているものに該当した場合、疑わしい症状があると判断された場合、試験を受ける必要があります。
また、事前に添付ファイルで提出しているとはいえ、念のため紙媒体や自身のスマホなどでも陰性証明書を持参しておくようにしましょう。
まとめ
開始1週間前の発表で、昨日到着予定だった観光客は果たして間に合ったのでしょうか…。
外国人観光客の受け入れを再開して2か月弱経ってからの対応ですが、これはローカル島の観光業再開を見据えた水際対策のひとつなのでしょうね。
外国人観光客で感染者が相当数発覚しているということもあるのでしょう。
これが感染抑制のきっかけとなれば良いですが、一方で感染者が激増しているインドとトラベルバブルを結び、9月以降はインドからのフライトも増えていて不安な一面もあります。
まだまだ試行錯誤が続くとは思いますが、入国時の運用・感染状況ともに安定する日が早く来ることを祈っています。