モルディブは新型コロナウイルスの感染が落ち着いたわけではないようですが…。
予定通り7月15日に外国人観光客の受け入れを再開しました!
また、モルディブ入国時・出国時にはオンラインでの健康申告書の申請が必要になります。受け入れ再開日のフライトやオンライン申請の詳細について、見ていきたいと思います。
初便はカタール航空
モルディブは3月27日に観光客の受け入れを停止して以来、110日ぶりの観光業再開となります。
上の記事によると、観光業再開後初めての到着便は午前8時33分到着のカタール航空、乗客は131名とのこと。
昨日15日は、カタール航空のほかにはスリランカ航空がコロンボから到着したようです。
こちらの記事によると、再開日当日に到着した「観光客」は104名。トルコから14名、アメリカから12名、オランダから9名、ドイツから8名、スイスから7名、ほかの国から54名とされ、多くが欧州・アメリカからとなったようです。
スリランカ航空は、以前の発表では8月1日からとなっていましたが、予定を前倒ししたようですね。とはいえ、7月中は週3便での運航となるとのことです。
本日16日からはエミレーツ航空が週4便で運行を開始、さらに18日からはエディハド航空が週2便で運行を開始する予定です。
到着24時間前までのオンライン申請が必要に
観光業再開ガイドラインに「モルディブ入国時には健康申告書の提出が必要」との記載がありますが、この健康申告書について具体的な発表は今までありませんでした。
しかし、この健康申告書はモルディブ到着の24時間前までにオンライン申請が必要になりました。
健康申告書提出の注意事項は
・オンライン申請
・モルディブ到着24時間前までに申請
・モルディブ出国時も24時間前までに申請
到着時だけでなく、出国時も必要になるところに注意が必要です。
事前に申請をしなかった場合どうなるのかは明記されていないため不明ですが、スムーズに入国・出国できない可能性もあるでしょう。
オンライン申請方法
1. Imuga - Maldives Immigrationのサイトへ行きます。
2. トップページにある「SUBMIT APPLICATION」をクリックすると申請ページに移ります。このページは英語・中国語しか対応していません。
3. Personal Information(個人情報)を埋めていきます。
・「Travelling to Maldives(入国時)」か「Departure(出国時)」を選択
・名、姓を入力
・Eメールアドレスを入力
・本人の顔写真(スマホ撮影OK)を添付
・携帯電話番号を入力
・生年月日(年/月/日)を入力
・パスポート番号、パスポート有効期限日(年/月/日)を入力
・国籍、出生国名を選択
・性別を選択
・入国/出国時の交通機関(飛行機なら「By Air」)を選択
・入国/出国時のフライト番号を入力
・(入国時のみ)滞在日数を選択
・現住所(日本在住者は日本の住所)を記入
・観光の場合「Residing in Greater Male' Area (Male',Villimale', Hulhumale')」にはチェックを入れずそのままに
・滞在する島・リゾートホテルを選択(サファリボートに滞在する場合は「K.Male」)
※例えば、ソネバジャニに滞在する場合は「N.Mandhoo(Soneva Jani)」を選択。ただ、すべてのホテルが選択肢に入っているわけではなさそうです。
※選択肢はローカル島→リゾートホテルの順に並んでいますが、環礁別になっているわけでもなく、アルファベット順になっているわけでもないため、探しにくいです。
・滞在目的を選択(観光は「Holiday」を選択)
・滞在場所の住所を入力
4. Health Information(健康情報)を埋めていきます。
・「6日以内に黄熱感染危険国に滞在・経由したか」「10日以内に黄熱予防接種を受けたか」該当する場合にチェックを入れる
・14日以内に以下の症状があればチェックを入れ、日付を入力
(発熱、せき、のどの痛み、息苦しさ)
・14日以内に滞在・経由した国を入力
5. 手荷物情報の、当てはまるものにチェックを入れます。
・海外で入手した商品の合計金額が6,000ルフィア(約USD389,10)を超えている。
・商用の品物、商品サンプルを持っている。
・USD20,000以上の現金を持っている。(Yesの場合は別途「CASH DECLARATION FORM」への記入が必要)
6. 記入事項を確認したら「Submit」をクリックします。
まとめ
モルディブでは予定通り、7月15日から外国人観光客の受け入れを再開しました。
事前PCR検査証明書や入国時のPCR検査は必須ではありませんが、オンラインによる健康申告書の事前申請が必要になっています。
少しずつ国際線も再開されており、7月はカタール航空、スリランカ航空、エミレーツ航空、エディハド航空が再開、8月はシンガポール航空、シルクエア、香港航空、ガルフエア、インディゴが運航開始を予定しています。
ただ、モルディブでの感染状況が落ち着いているわけではなく、まさに「withコロナ」での観光業再開ですので、国や地域の制限なく入国できることで今度どうなっていくか、不安は残ったままです。
日本からモルディブへの渡航は未だ「レベル3(渡航中止勧告)」であり、まだまだ行ける状況ではありませんが、一日も早く行けるよう落ち着いてくれることを願っています。