バリ島は9月11日から外国人観光客の受け入れを再開する予定です。
7月5日、バリ州知事はバリ島の経済活動再開に関する‘New Era of Life Order Protocol‘の新しい法令に署名し、9月11日からの外国人観光客の受け入れ再開を発表しました。
バリ島の観光業再開は3つの段階に分かれています。その詳細を見ていきたいと思います。
第一段階:7月9日~
第一段階では、官公庁や健康サービス、農業を始めとした企業活動が可能になり、レストランや屋台も営業を再開します。バリ島地元民を対象に観光業も再開されます。
しかし、この段階では有名な観光名所は再開されません。
第二段階:7月31日~
第二段階ではバリ島地元民だけでなく、インドネシア国内すべての地域から観光客が訪れることが可能になります。
また、島内すべての観光名所やツアー、アトラクションが再開されます。
第三段階:9月11日~
バリ島は外国人観光客の受け入れを再開します。ただし、入国が可能になる国・地域、入国時の条件など詳細はまだ明らかにされていません。
バリ州知事は‘New Era of Life Order Protocol‘を秩序正しく、規律正しく、そして責任感を持って実行するよう求めており、具体的にはマスクやフェイスシールドの常時着用、距離を保つこと、混雑を避けること、熱心な手洗い、そして清潔で健康的な行動をするよう呼び掛けています。
まとめ
バリ島は3月20日からすべての国からの短期滞在ビザの発給を停止しており、それと同時にほぼすべての観光地が閉鎖されました。観光業がストップしたことによる経済的打撃は大きく、地元の人々は観光業の再開により状況が改善されることを期待しているようです。
以前の報道では10月から外国人観光客の受け入れを再開と言われていましたが、再開時期を早めたのは経済的な面を考慮したのかも知れませんね。
バリ島ではCOVID-19の感染状況は落ち着いているものの、インドネシア全体を見れば総感染者数64,958名、死者3,241名(7月7日時点)、1日の新規感染者数も連日1,000名以上とまだまだ落ち着いている状況ではありません。
この状況下でインドネシア国内全域からの観光客を受け入れた場合どうなるのかが心配ですね…バリ島の感染者数が増えるとまた観光業が影響を受けるでしょうし、結果的に外国人観光客の受け入れが思うように進まないということもあるかも知れません。
バリ島は日本からも観光客の多い場所ですし、私もいつか行ってみたいと思ってた場所なので、徐々にでも状況が良くなり日本からも行けるようになって欲しいなと思っています。