りぞねこの子連れ旅行記

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モルディブは陰性証明なしで入国可能に!

モルディブは外国人観光客の受け入れ再開のためのガイドライン(案)を提案していました。

最初の案についてはこちらの記事で紹介しています。

resoneko.hatenablog.com

17日(水)、モルディブ議会は変更されたガイドライン(案) の内容を承認したと発表しました。発表されているガイドライン(案)のうち、変更された内容について見ていきたいと思います。

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入国時に必要なもの

最初の案では、入国時に以下のものが必要でした。

・ビザ手数料USD100

・COVID-19テスト陰性である証明

 -具体的には到着から7日以内のPCR検査結果もしくは14日以内の抗体検査結果

・到着時に別途PCR検査(テスト費用はUSD100)

・ひとつのリゾートホテルに最低14日滞在することが確認できるもの

変更されたガイドラインでは、これらすべてが必要なくなりました

COVID-19感染拡大以前と同様、観光客には到着時に無料ビザが発行されます。

入国からホテルへチェックインするまでのプロセス

空港内や空港~ホテル間の移動中のソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用については、最初の案と変更ありません。

また、到着時のPCR検査は基本的に廃止となりましたが、変更後のガイドラインではスクリーニングでCOVID-19が疑われる症状が観察された場合には検査が行われることとなっています。

検査が行われた場合、その結果が出るまで観光客は隔離。陰性となった場合はホテルへの滞在が許可されますが、陽性となった場合はそのまま隔離施設へと送られます。

過去にCOVID-19感染経験がある人に対しては、より注意深く観察されることになるようです。

また、すべての観光客に「TraceEkee」という追跡用アプリをダウンロードするよう求めています。

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リゾートホテルへの規制

最初のガイドラインでは、「Safe tourism licence」というライセンスを持っているホテルもしくは船から営業を再開できるとしていました。

変更されたガイドラインでは、

・医療クリニックの設立を義務可

・医師と看護師の常駐

・医療の専門家を含む様々な部門のスタッフから構成されたタスクフォースの編成

・ホテル内でのCOVID-19に関連する情報を定期的に政府に提供すること

・感染が疑われるゲストやスタッフを隔離するための部屋

・防護具の十分な在庫

これらをすべてのリゾートホテルに求めているようです。

観光業はいつから再開?

これらのガイドラインや、その他の発表では「7月から」となっており、具体的な日付等は発表されていません。

しかし、多くのリゾートホテルが7月1日から再開予定になっていることから、「7月の、最初の商用機が到着する日から」とする可能性が高いと考えられます。

ただ各航空会社も減便や運休が引き続き行われており、情報もまだ流動的です。

再開は8月以降にしてしばらく様子をみる、というリゾートホテルも多くあるため、本格的な観光業再開まではまだまだかかりそうです。

まとめ

観光業再開ガイドライン、最初の案を見たときは「厳しすぎる。この内容でリゾートが楽しめるのだろうか…。」と感じましたが、変更後は「水際対策はどこに…。」と感じるほどに緩くなったと感じます。

試験的に数か国にだけ国境を開くということもなく、(現在のところ)入国禁止となる地域もなく、到着前や到着後のテストもなくなり、飛行機さえ飛んでいれば、入国時に症状さえなければ誰でも来れてしまうものになっています。

モルディブは観光業がなければ経済的にかなり苦しい状況になりますので、なんとかして早く立て直したいという考えがあるのだと思います。

しかし、ある程度制限をつけないと、リゾートホテルにはいろいろな国・地域から人が集まる状況になるので、観光客にとっても、そこで働くスタッフにとっても不安になるのではと思いますが…。

個人的にモルディブはすぐにでも再訪したい場所ですが、この状況・条件が続くのであれば、さすがに不安…。実際に再開されてからどのようになっていくのか、しばらく様子見をしたいと思います。

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参考記事

maldives.net.mv

edition.mv

resoneko.hatenablog.com