ソネバフシでは極上のスローライフを楽しもう！
この記事では、子連れ旅行という観点からソネバフシのレビューをしていきます。（特に記載のない場合、2019年7月時点の情報になります。）
基本情報
公式サイト：Soneva Fushi
場所：Google maps
行き方：マーレ国際空港から水上飛行機で約30分
ユネスコ生物圏保護区域になっているバア環礁にある、モルディブのラグジュアリーリゾートのパイオニア。
スローライフ(*)を提唱し、自然の中でレアな体験を楽しんでもらうことをコンセプトに、屋外シネマや天文台、オーガニックガーデンやガラス工房など、ユニークな施設を備えています。
*スローライフ：文字通りの意味のほか、「Sustainable-Local-Organic-Wellness Learning-Inspiring-Fun-Experiences」の頭文字をとったもの。
5つのレストラン、2つのバーがあり、どのレストランもリゾート内で採れた野菜や新鮮な食材を使用。ミシュランガイドと提携しており、ミシュランシェフが腕を振るうイベントも多く開催されています。
モルディブ最大級のキッズクラブ「Den」にはスライダー付プール、レゴルーム、ドレスアップエリア、シネマ、ライブラリー、ミュージックルームがあり、まさしく子供たちの楽園となっています。
良い点
・キッズクラブ「Den」は最高！
「自分が子供だったら、一日中ここで遊んでいたいと思うだろうなぁ。」と感じたほどの設備です。週替わりのアクティビティも豊富で、自然の中で思いっきり遊ぶ！というコンセプトなので、快適に過ごしながら遊び自然を学ぶには最適でしょう。
ティーンエイジャー以上の年齢になると自然よりもスマホゲーム等のほうが面白く感じてしまうかな？と思うので、できれば小学生までに体験させたいなと思いました。
・唯一無二のソネバワールド。他ではできない体験ができる。
「自然の中でレアな体験を」というだけあって、天文台や屋外シネマなど普通のホテルにはない施設があり、海洋学者や天文学者などの専門家と一緒に行うアクティビティが豊富にあります。子供に体験させるのはもちろん、大人にとっても忘れられない体験になることは確実です。
雨季限定で開催される「ハニファルベイでのマンタ・シュノーケル」は特に人気。泳げる年齢の子であれば親子でマンタを見に行くことも可能です。
・ホテルだけでなく移動も楽しみに。
モルディブは小さな島の集合体。ソネバフシへの移動は国内線もしくは水上飛行機ですが、水上飛行機の場合はホテルまでの道中もより楽しめます。
マーレ国際空港へ着いたら、テスラの電気自動車でソネバ専用ラウンジへ。専用ラウンジでチェックイン手続きをしたら、特別仕様のソネバ専用水上飛行機でホテルへ。眼下に「インド洋の真珠」と呼ばれる島々の風景を眺め、特別な滞在の始まりにはピッタリです。
・定評のあるホスピタリティ。バトラーサービスで快適な滞在に。
バトラーサービスがあり、レストランやスパの予約もバトラーさんにお願いするだけでOK。日本人バトラーも常駐（2019年7月時点）しているため、言葉の心配なく滞在が楽しめます。
・島全体がエコで自然なデザイン。
オーナーの「人工的なものは極力使用しない」というこだわり通り、客室やレストランなどは自然の素材をふんだんに使用しています。客室に備えられている日焼け止めや虫よけクリームも自然素材のもの。子供連れでも安心して滞在できます。
・食の選択肢が豊富で、日本食にも困らない。
客室数が100未満のホテルには珍しく、食の選択肢が豊富です。Out of the Blueには和食メニューも豊富なので、もし和食が恋しくなっても大丈夫。子供向けメニューも豊富です。
・無料のアイスクリーム＆チョコレートルーム！
種類豊富なアイスクリーム＆チョコレートは滞在中どれだけ食べても無料！子供は特にアイスを食べたがりませんか？泳いだ後やリラックスしたい時に「ちょっと食べに行こうか？」ができるのはとても嬉しいです。子供だけでなく大人の女性にとっても心躍る場所だと思います。
・有名なSix Sensesスパで親もリラックス。
ホテル内にあるスパはSix Sensesで、スパ施設もソネバらしいエコなデザインになっています。もちろん技術も◎。キッズクラブは4歳以上であれば保護者（もしくはベビーシッター）なしで預けられるため、子供がキッズクラブで遊んでいる間に親はスパに、という体験もできます。
・サンドバンクでのカクテルパーティーは思い出のハイライトに。
ソネバフシでは毎週火曜日（2019年7月時点）に、サンドバンクでカクテルパーティーを開催しています。夕日を眺めながらシャンパンやカクテルを楽しむのは極上の時間です。キッズクラブもカクテルパーティーに出張するので、子供も楽しめますよ。
天候などの事情でサンドバンクで開催できない場合も別の場所で開催されるため、ぜひ火曜日にかかる滞在をお勧めします。
良くない点
・コンセプトが独特。
「エコ・ラグジュアリー」「自然回帰」といったコンセプトはだんだん増えてきてはいるものの、従来のコンセプトとはかなり違ったアプローチです。我が家は問題なく、むしろ好感を持ちましたが、ある意味「人を選ぶ」ホテルだと思います。
・パブリックプールはなし。
キッズクラブにプールはあるものの、他にパブリックプールはありません。ソネバフシのヴィラの多くはプライベートプールがあるため、気になる場合はプライベートプール付きのヴィラが良いでしょう。
・西側にローカル島があり、景観が良くない。
西側にはエイダフシというローカル島があり、景観的にはあまり良くありません。お部屋からの眺望が気になる方は東側にあるヴィラを選ぶと良いでしょう。
・水上ヴィラはなし（2019年7月時点）。
「モルディブといえば水上ヴィラ！」という方も多いでしょうが、ソネバフシには水上ヴィラはありません。2020年7月完成予定で現在建築中ですが、やはりビーチヴィラに比べると高額です。
個人的には、水上ヴィラよりもビーチヴィラのほうが子連れには安心かな…と感じますが…。
・料金は高い。
もともとモルディブリゾートは料金が高いですが、ソネバフシも同様に高いです。ただ、設備の充実度やホスピタリティを考えると、その価値は十分にあります。
ソネバフシを経験してしまうと、他が物足りなく感じてしまうのではないか、という心配もあるほどです。
個人的評価
ロケーション：10/10
ホテル全体のデザイン：10/10
プール：9/10
部屋： 10/10
食事：10/10
朝食：10/10
スパ：10/10
サービス：10/10
コスパ：9/10
総合評価：9.8/10 - 最高
コンセプトが合うなら、文句なしにお勧めします！
ベストシーズン
モルディブの乾季は11～4月、雨季は5～10月ですが、近年の気候変動により年によって違いがあるようです。
乾季の中でも風や波が穏やかで晴れの日が多い3～4月がビーチリゾートとしてのベストシーズンです。11～12月は乾季の中でも不安定な時期になります。
雨季の中でも一番天候が不安定で交通の乱れが起こりやすいのは5月下旬～6月。しかしハニファルベイのマンタ・シュノーケルなど雨季がシーズンのものもありますので、目的により時期を決めるのも良いと思います。
